ソーラーライトの使用上のご注意

安全上のご注意

太陽光をエネルギーとして最大限に利用し、また安全に活用いただくために、設置条件やメンテナンスにご留意ください

  1. “リチウム電池タイプ”は、北海道、沖縄、離島では使用できません。

    本州から橋梁でつながっている離島は除きます。

    これらの地域には、鉛蓄電池タイプが使用できます。

  2. 設置場所の日射量に適した点灯パターンでご使用ください。

    設置場所の日射量と太陽電池パネル、光源の出力との組合せによって、使用できる点灯パターンに制限があります。適合しない点灯パターンで使用すると不点灯の原因となります。
    標準モードおよび省エネモードで設定されている点灯パターンより長い点灯時間で使用される場合はご注意ください。
    (100%点灯に換算した時間で確認してください。)使用可能な点灯パターンについては、お問い合せください。最低日射量の目安は、以下の値となります。

    標準モード
    最低日射量2.6(kWh/m2/Day)以上
    省エネモード
    最低日射量1.6(kWh/m2/Day)以上

    日射量は、NEDOのデータベースを参照しています。

    日射量の少ない地域には、その地域に合ったシステムをご提案させていただきます。

    NEDO:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

    全国の日射量
  3. 周囲温度は、-10〜35℃の範囲内でご使用ください。

  4. 次のような場所には設置しないでください。

    • 特に塩害の激しい場所(目安:海岸から200m以内の場所)
    • 腐食性ガスの発生する場所
    • 橋梁等の振動が激しい場所
    • 風速60m/s以上の風が吹く場所
    • 標高が1000m以上の場所⇒リチウム電池タイプは設置不可
  5. 積雪の多い地域での使用についてはご注意ください。

    • リチウム電池タイプ

      50cm以上の積雪がある場所では使用できません。

    • 鉛蓄電池タイプ

      2m以上の積雪がある場所では使用できません。50cm以上の積雪がある場所では、 太陽電池パネルの取付角度が60° のタイプを推奨しています。

      リチウム電池タイプは、パネル角度60° タイプに対応できません。

      角度
    積雪の多い地域
  6. 太陽電池パネルは、正しく設置してください。

    設置が不適切ですと、充分な発電ができず不点灯の原因となります。

    1. 太陽電池パネルは、真南(±15°の範囲内)に向けて設置してください。
    2. 1日のうち9時から15時の間は、パネル面に建物や樹木の影が落ちない場所に設置してください。
      設置時は樹木の影の影響がなくても、数年後、樹木が成長してパネル面に影が落ちる場合もあるためご注意ください。
  7. 定期的に保守、点検を行ってください。

    製品をより安全に使用していただくために、1年に1回は保守、点検を実施してください。

    1. 太陽電池パネルは、表面に汚れが付着しますと充電不足の原因となります。付着した汚れは、速やかに取り除いてください。
    2. LED照明器具は、光源寿命が60,000時間です。LEDは寿命後も光束低下を続けますが、不点灯になりにくい性質があります。
      照明設備としての安全性を確保するため、使用時間管理による適切な交換が必要となります。
    3. 蓄電池は、補液などのメンテナンスは不要ですが、常に清潔に保ってください。
    4. 蓄電池は、リチウム電池が12年、SLRタイプは10年の寿命が期待できますが、使用条件や環境により寿命が短くなる場合があります。
      また、蓄電池は、その期待寿命を越えて使用しないでください。

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